中園ミホとやなせたかしは文通していた?朝ドラ『あんぱん』へつながる物語とは。

中園ミホとやなせたかしは文通していた?朝ドラ『あんぱん』へつながる物語とは。

今期の朝の連ドラ『あんぱん』。第108回では、小学生の女の子からやなせさん宛に手紙が届くシーンがありました。
その場面を見た視聴者からは「これって脚本家・中園ミホさん自身の体験なんじゃない?」とSNSでも話題に。

賛否の声があがる中で、私は「えっ、そんなご縁があったの?」とますます気になってしまいました。

実はこのエピソード、本当に中園ミホさんが小学生の頃に体験したことなんです。

脚本家とモデルとなった人物が、こんなにも深い縁でつながっていたなんて驚きですよね。

今回は、中園ミホさんとやなせたかしさんの関係、そして朝ドラ『あんぱん』に込められた想いをまとめてみました。

目次

中園ミホやなせたかしとの出会いは小学生の頃の文通から

中園ミホさんとやなせたかしさんの出会いは、小学4年生の頃。

実は中園さん、10歳のときにお父さんを病気で亡くしてしまい、とても落ち込んでいたそうです。そんな娘を見て心配したお母さんが、一冊の詩集を手渡してくれました。

それが、やなせさんの詩集『愛する歌』でした。

その言葉に励まされて、思い切ってやなせさんへお手紙を送ったんだそうです。
すると…なんとやなせさんから直筆のお返事が!
「元気にしていますか?」「おなかすいていませんか?」なんて、肩の力が抜けるような優しい言葉が書かれていたそうです。

子どもの頃に好きなアイドルにファンレターを書いたことがありますが、返事なんて来たことなかったな〜

私も!だから中園さんにとって、この文通は特別で心に残る経験だったんだろうね〜!

中園ミホやなせたかしの詩はお守りのような存在

それからも中園さんは、やなせさんの詩を繰り返し読んで心の支えにしていました。
『愛する歌』はボロボロになるまで読み込んだそうで、本当にお守りみたいな存在だったんですね。

やなせさんの詩には、「人間は一人で生まれ、一人で死ぬ」といった深い言葉がたくさんあります。
子どもには少し難しいけれど、その言葉は大人になった中園さんの脚本作りにも生きています。
私たちが彼女のドラマを見て心を揺さぶられるのも、幼い頃に受け取ったやなせさんのメッセージが根っこにあるからかもしれません。

中園ミホ、やなせたかしに恩返ししたいと挑んだ朝ドラ『あんぱん』

そして今、朝ドラ『あんぱん』で脚本を担当しているのが中園ミホさん。
この作品はやなせたかしさんと奥さんをモデルにしていて、まさに恩返しのつもりで取り組んでいるそうです。

子どもの頃、文通で支えてくれた恩人をドラマとして描く…。
なんだか聞いているだけで胸が熱くなりませんか?
私も『あんぱん』を見ていて、セリフの一つひとつに特別な想いが込められているんだろうなって感じました。

中園ミホ、「あんぱん」でやなせたかしの戦争体験を描く大切さ

やなせたかしさんといえば、アンパンマンで知られる「優しさ」の象徴のような方ですが、その背景には戦争体験があります。

中園さんは「やなせを描くことは戦争を描くこと」と語っていて、『あんぱん』でも戦争の場面を避けずに描いています。
平和の大切さや、人を助ける勇気がどうして必要なのか…。
やなせさんの人生そのものを通して伝えようとしているんですね。

子どもたちにも、大人にも、深く届くドラマになりそうです。

まとめ|中園ミホとやなせたかしのご縁が生んだ奇跡のドラマ

中園ミホさんとやなせたかしさんのご縁は、小学生時代の文通から始まりました。
それが何十年も経って、NHK朝ドラ『あんぱん』という大きな作品で結実するなんて、本当にドラマチックですよね。

『あんぱん』は、ただの偉人伝ではなく、戦争を生き抜いた人の思い、そして「人に優しくあること」の意味を伝えてくれる物語。
これからも毎朝楽しみに見続けたいと思います!

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